17-18成績
ジネディーヌ・ジダン監督
CL GS2位通過→優勝
国内Lカップ ベスト8
国内リーグ 2位(22勝10分6敗 94得点44失点)
クリスティアーノ・ロナウド26G ベイル16G イスコ7G
18-19成績
フレン・ロペテギ監督(10/30解任
→サンティアゴ・ソラーリ監督(10/30就任、3/12解任
→ジネディーヌ・ジダン監督(3/12就任
CL GS1位通過→ベスト16
国内Lカップ ベスト8
国内リーグ 3位(21勝5分12敗 63得点46失点)
ベンゼマ21G ベイル8G ラモス6G
夏の移籍
IN→
監督 フレン・ロペテギ(←スペイン代表
GK ティボー・クルトワ(←チェルシー 3850万€
DF アルバロ・オドリオソラ(←Rソシエダ 4000万€
FW マリアーノ・ディアス(←リヨン 3000万€
FW ヴィニシウス・ジュニオール(フラメンゴ 4500万€(2017年から分割支払い)
OUT→
FW クリスティアーノ・ロナウド(→ユベントス 1億€
主なローン
DF アクラフ・ハキミ(→ドルトムント
DF テオ・エルナンデス(→Rソシエダ
MF マテオ・コバチッチ(→チェルシー
MF ハメス・ロドリゲス(→バイエルン(17-18から継続)
エースのロナウド放出もスター選手の獲得はなし
CL3連覇を達成したし昨シーズン終了後にジネディーヌ・ジダン監督が突如辞任を発表。フロレンティーノ・ペレス会長も語った「予期せぬ決断」によってマドリーは後任監督を探す必要に迫られた。
そこで選ばれたのが、スペイン代表監督であったフレン・ロペテギ。ところがロペテギは5月末にスペイン代表監督としての契約を更新したばかり。この騒動によってロペテギはW杯本大会直前にスペイン代表監督を解任され、その後マドリーの監督に就任が公式に発表された。
さらに大きな動きがW杯終了後の7月にも続く。今度はチームの顔でありエースでもあったクリスティアーノ・ロナウドがチームを去ることとなったのだ。以前から契約延長の折り合いがつかず退団を示唆していたが、ここにきてついにマドリーから離れることとなった。
この後釜に果たして誰を据えるのか。これまでにもペレス会長がネイマールやムバッペを欲しているという報道が多く出ていたが(それ自体がロナウドにとって移籍の要因になったともされる)、CL制覇の野望に燃えるPSGも簡単に手放すわけがなく、移籍は実現しなかった。
結果的に、前線のアタッカーで獲得したのはリヨンで18Gを挙げたFWマリアーノ・ディアスの買い戻しのみという小規模な動きにとどまった。昨季加入が発表され、今夏からチームに加わった18歳のヴィニシウス・ジュニオールに関しては、基本的にはカスティージャ(Bチーム)での活動がメインであるとロペテギは語っている。
守備面では以前から噂のあったGKティボー・クルトワ(チェルシー)とRSBアルバロ・オドリオソラ(Rソシエダ)の2選手が加入。既存戦力としてGKはケイロル・ナバス、RSBにはダニエル・カルバハルがすでにおり、後方の選手層に関しては分厚くなるプラスの成果が得られた。
一方で、昨季中のオドリオソラ獲得を見送る要因ともなったカンテラから昇格したRSBアクラフ・ハキミだが、ジダン監督の辞任もありドルトムントへのローンが決定。さらに昨季アトレティコから移籍したLSBテオ・エルナンデスも見合った活躍ができず、Rソシエダへ移籍した。
また、中盤ではクロース、モドリッチ、カゼミーロの3CHからポジションを奪えず、出場機会を求めたマテオ・コバチッチがチェルシーへの移籍を決断。
このように放出面でこそ話題性はあれど、レアル・マドリーは今夏の移籍市場では大物獲得をせずに終わった形となった。
18-19 レアル・マドリー前半戦のシステム・戦績
18-19レアル・マドリー序盤戦績~ロペテギ体制でまずは開幕3連勝~
18-19レアル・マドリー序盤戦績その3~クラシコと監督交代騒動~
2018-19前半戦
冬の移籍
IN←
DF ブライム・ディアス(←マンチェスターC 1700万€
契約延長
GK ケイロル・ナバス(20-21まで
OUT→
GK カシージャ(→リーズ 0円
冬の移籍市場が解禁となり、立て直しのために戦力補強することも考えられたが、冬に大きな動き見せないマドリーは今年も動かず。新戦力はマンチェスター・シティから19歳のブラヒム・ディアスを獲得するに留まった。
また第3GKとしてとして出場機会のなかったカシージャが契約期間を残す中、フリーでリーズに完全移籍。
既存選手ではケイロル・ナバスが1年延長となる2021年6月までの契約を新たに結んだ。