2015コパ・アメリカではアルゼンチンに敗れベスト8に終わったが、2016コパ・アメリカ・センテナリオでは準決勝まで勝ち上がり3位に入ったコロンビア。今大会もその流れを継続して上位進出を狙う。
2014W杯ではベスト8の好成績を残すなど、2012年から指揮を執ってきたホセ・ペケルマン監督が2018W杯終了後に契約延長の打診を断り退任。その後はU-20コロンビア代表監督だったアルトゥロ・レジェスが暫定監督として就任し、2019年2月にはポルトガルやイラン代表監督の経験があるカルロス・ケイロスを正式監督として迎えた。
コロンビア代表メンバー【18W杯から継続したメンバー構成】
監督 カルロス・ケイロス
ポジション 背番号 名前 18-19所属クラブ
GK 1 ダビド・オスピナ(ナポリ
GK 22 アルバロ・モンテーロ(デポルテス・トリマ
GK 12 カミーロ・バルガス(Dカリ
DF 4 サンティアゴ・アリアス(アトレティコ
DF 23 ダビンソン・サンチェス(トッテナム
DF 13 ジェリー・ミナ(エバートン
DF 2 クリスティアン・サパタ(ミラン
DF 21 ジョン・ルクミ(ヘンク
DF 6 ウィリアム・テシージョ(レオン
DF 2 クリスティアン・ボルハ(スポルティングCP
DF 3 ステファン・メディーナ(モンテレイ
MF 10 ハメス・ロドリゲス(バイエルン
MF 5 ウィルマル・バリオス(ゼニト
MF 15 マテウス・ウリベ(Cアメリカ
MF 16 ジェフェルソン・レルマ(ボーンマス
MF 18 グスタボ・クエジャール(フラメンゴ
MF 8 エドウィン・カルドナ(パチューカ
MF 11 フアン・クアドラード(ユベントス
FW 9 ラダメル・ファルカオ(モナコ
FW 19 ルイス・ムリエル(フィオレンティーナ
FW 14 ルイス・ディアス(ジュニオル
FW 7 ドゥバン・サパタ(アタランタ
FW 20 ロヘル・マルティネス(Cアメリカ
ハメス・ロドリゲスやファルカオ、クアドラード、アリアス等、23名のうち13名は2018W杯から引き続き選ばれ、候補に入った選手も入れると17名と、今年に入って就任したカルロス・ケイロス監督は人選にはまだ大きな変更は加えていない。
コロンビア代表の過去システム
2016コパ・アメリカ・センテナリオ
若手選手を多く選出し世代交代を図ったこの大会では準決勝まで進み結果を出した。堅守速攻を持ち味とするチームは開幕戦でホスト国アメリカに勝利し、2連勝でグループステージを突破、準々決勝のペルー戦は互いに守備的な展開が続き、ゴールレスのままPK戦にもつれ込んだがなんとか勝ち上がった。
準決勝チリ戦では開始から相手に攻め込まれ守備を整える前に2失点を喫し、後半にはカルロス・サンチェスが退場するなど追いつくことはできず。3位決定戦でアメリカに勝利し3位で大会を終えた。
アメリカ戦の先発メンバー
コパ・アメリカ2016 A組 コロンビア代表の選手・システム・戦績
2018ワールドカップ
引き続きホセ・ペケルマンが率いたこの大会、初戦の日本戦では開始早々にカルロス・サンチェスが退場しPKを献上し敗戦も、そこからポーランド、セネガルに勝利しグループステージ1位通過を決める強さを見せる。
ラウンド16はイングランドと対戦。前半から互いに守備組織がしっかりしており、スコアの動かないまま後半へと突入。しかし、日本戦に続いてカルロス・サンチェスがPKを与え先制される。
これで終わりかと思われたが、アディショナルタイムのラストプレーで追いつき、延長~PK戦まで戦うも3-4で敗れた。大会前にハメス・ロドリゲスが負傷し、コンディションが整わず出場できなかったことも痛かった。
ポーランド戦の先発メンバー
2019コロンビア代表の日程
親善試合
3/22 ◯1-0 日本 得点:ファルカオ
3/26 ●1-2 韓国 得点:ルイス・ディアス
6/04 ◯3-0 パナマ 得点:ファルカオ、ムリエル
6/09 ◯3-0 ペルー 得点:ウリベ、ウリベ、ドゥアン・サパタ
本大会(グループステージ)
①6/16 ◯2-0 アルゼンチン 得点:ロヘル・マルティネス、ドゥアン・サパタ
②6/19 ◯1-0 カタール 得点:ロヘル・マルティネス
③6/23 ◯1-0 パラグアイ 得点:クエジャール
本大会(ノックアウトステージ)
QF6/28 ●0-0(PK4-5) チリ
コロンビア代表のシステム
①6/16 ◯2-0 アルゼンチン 得点:ロヘル・マルティネス、ドゥアン・サパタ
②6/19 ◯1-0 カタール 得点:ロヘル・マルティネス
③6/23 ◯1-0 パラグアイ 得点:クエジャール
③6/28 ●0-0(PK4-5) チリ