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18-19 ラ・リーガ10節終了時の成績と監督交代
18-19 プレミアリーグ10節終了時の成績と監督交代
に引き続き今回はブンデスリーガの成績編。
開幕前の監督についてはこちらに書いてます。
18-19開幕前 ブンデスリーガの監督交代
まずは10試合の順位がこちら。
ドルトムントが首位に立ちバイエルンは低調なスタート
今季の序盤戦、首位に立ったのは今季就任したルシアン・ファブレ監督率いるドルトムントだった。就任したばかりにも関わらずここまで7勝3分と無敗、しかも得点数は30と他を突き放しトップで、失点も少なく十分すぎる好スタートを切った形だ。
チャンピオンズリーグでもアトレティコに勝ちなど、3戦3勝と文句なしの出来栄えで、ドルトムントの監督交代策はここまで当たったといえるだろう。
今後もこの勢いを持続しバイエルンの7連覇の阻止を期待したい。そのためにもまずは11節のバイエルンとの直接対決でどのような戦いを見せられるかが鍵となる。
対するバイエルンも、今季からニコ・コバチ新監督が就任。例年通り開幕から勝ちを重ね首位をキープし、順調な滑り出しを見せていた。しかし、5節アウクスブルク戦で1-1のドローに終わると、続く6節ヘルタ・ベルリンでは0-2と敗戦。さらにCLアヤックス戦でも1-1と勝てず、7節ボルシアMG戦でも0-3と完敗し危機的状況を迎えている。
昨季もアンチェロッティ監督が同じような状況に置かれ解任されたが、今季の出だしはそれよりも悪いものとなっている。果たして首脳陣はこの流れをどう捉え、コバチ監督と共にリカバリーしていくのだろうか。
昨季2位のシャルケは再び低迷
近年は常に上位に位置していたシャルケ。16-17シーズンは10位と二桁順位に落ち込んだが、昨季17-18シーズンは再び2位へと這い上がった。契約延長を果たした2年目となるドメニコ・テデスコ監督の元で躍進が期待されたが、シーズン前にレオン・ゴレツカ(バイエルン)、ティロ・ケーラー(パリSG)、マックス・マイヤー(クリスタルパレス)といった有望な若手主力選手を放出。特にゴレツカとマイヤーは移籍金ゼロ円での移籍となっていた。
そういった経過もあり、14位と下位に沈んでいる。チャンピオンズリーグと並行した戦いも続くため厳しいシーズンになりそうだ。
今季ブンデス初の解任はシュツットガルト
昇格した昨季は、下位に低迷していたクラブを途中就任のタイフン・コルクト監督が押し上げ、最終的に7位と好位置で終えたシュツットガルト。
しかし今季は開幕から勝ちきれず、7節を終了し1勝2分4敗の最下位となり解任が決定。
後任には16-17シーズンにシャルケの監督(リーグ10位)であり現在フリーだった、マルクス・ヴァインツィール監督が就任した。