19-20開幕前 プレミアリーグの監督交代
チェルシー(18-19 3位)
Out マウリツィオ・サッリ
In フランク・ランパード
昨季は就任1年目ながらプレミアでCL本戦出力圏内の3位に入り、さらにはヨーロパリーグのタイトルも獲得したサッリ監督。ところが母国であるイタリアのユベントスが引き抜かれる。その後任として就任したのが、クラブOBであり00年代に数々のタイトルを手にしてきたランパード。監督経歴はイングランド2部のダービー(18-19、6位)を指揮したのみとなっている。
ニューカッスル(18-19 13位)
Out ラファエル・ベニテス
In スティーブ・ブルース
17-18シーズンに昇格し10位、昨季は13位と中位を維持しており、クラブは契約延長を求めていたが、ベニテスはそれを望まず契約満了となった。後任は昨冬からイングランド2部のシェフィールド・ウェンズデイ(18-19、12位)の監督を務めていたスティーブ・ブルースを招へいした。
ブライトン(18-19 17位)
Out クリス・ヒュートン
In グラハム・ポッター
13-14シーズン冬に就任し、16-17シーズンにはブライトンを初のプレミアリーグ昇格に導いたヒュートン。その後も残留し続ける功績を残したが、昨季後半は勝ちを伸ばせなかった事もあり、クラブは監督交代を決断。後任にはスウェーデンで名声を上げ、昨季イングランド2部のスウォンジー(18-19、10位)の監督を務めたポッターを指揮官に迎えた。
19-20前半戦 プレミアリーグの監督交代
ワトフォード(18-19 11位)
Out ハビ・グラシア【3年目】
⇩20位(0勝1分3敗)
17-18シーズン冬に途中就任し14位、昨季は11位と残留を続けていたが、今季は開幕から4試合勝ちがなく最下位という成績で解任された。
In→Out キケ・フローレス
⇨20位(1勝4分5敗)
後任は同じくスペイン人監督であり、過去14-15シーズンにワトフォードで指揮を執った経験のあるフローレスが就任。ところが、10試合で1勝しかできず再び解任されることに。
In ヘイデン・マリンズ
⇨20位(0勝0分1敗)
U23監督が暫定昇格
In ナイジェル・ピアソン
位(勝分敗)
後任となったのは11-15シーズンまでレスターで指揮を執り、直近ではベルギー2部のルーベン(18-19、7位)で解任されていたピアソン。
トッテナム(18-19 4位)
Out マウリシオ・ポチェッティーノ【6年目】
⇩14位(3勝5分4敗)
上位には顔を出すものの4.5位に留まっていたトッテナムを、優勝も争える位置にまで押し上げたポチェッティーノ監督。しかし6年目となる今季は一気に低迷し、14位まで順位を下げ解任された。
In ジョゼ・モウリーニョ
位(勝分敗)
後任にはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド等、ビッグクラブでタイトルを取ってきたポルトガル人のモウリーニョを選択。直近では16-18シーズンにユナイテッドを率いていて初年度はリーグカップとヨーロッパリーグを制したが、昨季は6位で成績が上向かず、冬に解任されていた。
アーセナル(18-19 5位)
Out ウナイ・エメリ【2年目】
⇩8位(4勝6分3敗)
昨季はベンゲル監督長期政権の後任を任され、プレミア5位、ヨーロッパリーグ準優勝と一定評価を得られるだけの成績を残した。さらなる上昇を期待された今季だったが、8位と順位がふるわず、EL含めた公式戦7戦で勝ちなしと苦しみ解任された。
In フレドリック・ユングベリ
⇩10位(1勝1分2敗)
アシスタントコーチを務めていたユングベリが暫定昇格
In ミケル・アルテタ
位(勝分敗)
16-17シーズンからマンチェスター・シティでアシスタントコーチをしていたクラブOBのスペイン人、アルテタが監督に任命された。監督業は初となる。
エバートン(18-19 8位)
Out マルコ・シウバ【2年目】
⇩18位(4勝2分9敗)
就任した昨季は8位で終え、前シーズンと同じ順位を維持したものの、今季は15節を終えて18位と降格圏内まで順位を下げ解任された。
In ダンカン・ファーガソン
⇧15位(1勝2分0敗)
暫定監督としてチェルシーに◯3-1、マンチェスターUに△1-1、アーセナルに△0-0と勝ち点を重ねた。
In カルロ・アンチェロッティ
位(勝分敗)
正式監督としてこれまでビッグクラブで数々のタイトルを獲得してきた、イタリア人のアンチェロッティを迎えた。直近では18-19シーズンからイタリアのナポリで指揮していたが、7位と順位を上げられず今季途中に解任されていた。
ウェストハム(18-19 10位)
Out マヌエル・ペジェグリーニ【2年目】
⇩17位(5勝4分9敗)
今季は3勝3分1敗と序盤戦こそ好スタートを切ったものの、そこから敗戦を重ね降格圏一歩手前の17位まで順位を落とし解任され、クラブはシーズンの折り返しとともに再スタートを切る策を取った。
In デイビッド・モイーズ
位(勝分敗)
後任にはエバートンでの長期政権で地位を築き、17-18シーズンには降格圏に位置していたウェストハムを残留に導き退任していたスコットランド人のモイーズが再就任した。