勝負強さを見せ2015コパ・アメリカ、2016コパ・アメリカ・センテナリオで連続優勝を果たしたチリ。ところが以降の2018ワールドカップ南米予選では苦しみ、最終的にW杯に出場することはできなかった。
フアン・アントニオ・ピッツィ監督の退任以降は、コロンビアやホンジュラス代表監督経験を持つレイナルド・ルエダが2018年1月から指揮を執っている。
チリ代表メンバー【主力の大半は不動】
監督 レイナルド・ルエダ
ポジション 背番号 名前 18-19所属クラブ
GK 1 ガブリエル・アリアス(ラシン
GK 12 ブライアン・コルテス(コロコロ
GK 23 イェルコ・ウルラ(ウアチパト
DF 21 オスカル・オパソ(コロコロ
DF 15 ジャン・ボセジュール(UDチリ
DF 5 パウロ・ディアス(アル・アハリ
DF 18 ゴンサロ・ハラ(エストゥディアンテス
DF 2 イゴール・リチノフスキー(クルス・アスル
DF 4 マウリシオ・イスラ(フェネルバフチェ
DF 17 ガリー・メデル(ベジクタシュ
DF 3 ギジェルモ・マリパン(アラベス
MF 14 エステバン・パベス(コロコロ
MF 16 パブロ・エルナンデス(インディペンディエンテ
MF 10 ディエゴ・バルデス(サントス・ラグナ
MF 13 エリック・プルガル(ボローニャ
MF 20 チャルレス・アランギス(レバークーゼン
MF 8 アルトゥーロ・ビダル(バルセロナ
FW 7 アレクシス・サンチェス(マンチェスターU
FW 19 フニオール・フェルナンデス(アンタルヤスポル
FW 11 エドゥアルド・バルガス(ティグレス
FW 9 ニコラス・カスティージョ(アメリカ
FW 22 アンヘロ・サガル(パチューカ
FW 6 ホセ・フエンサリダ(Uカトリカ
今回の23名のうち、16コパメンバーは12名とほぼ半数となっている。ただしメデル、アルトゥーロ・ビダル、アレクシス・サンチェスらチームの主力選手がそこに名を連ねており、大きな世代交代は行われていないようだ。
例を挙げると、16コパ決勝のメンバーで現在のチームにいないのはGKのクラウディオ・ブラボ、MFマルセロ・ディアスのみとなっている。
チリ代表の過去システム
2016コパ・アメリカ・センテナリオ
この大会ではいきなりアルゼンチンとの対戦となり1-2で敗れ、その後も苦しみながらグループステージを突破。しかし決勝トーナメントに入ると持ち味の激しいプレッシングが機能しはじめ、メキシコには7-0の大勝、準決勝コロンビア戦でもも序盤に2ゴールを奪って決勝進出決めた。
決勝の相手は初戦で敗れたアルゼンチン。15コパ決勝でもPK戦にもつれ込んでおり、この試合も激しいプレッシングの応酬が続いて、延長線を戦ってもゴールは決まれず0-0でPK戦へ。最後は守護神クラウディオ・ブラボのセーブもあり2年連続の優勝を果たしている。
アルゼンチン戦(決勝)の先発メンバー
コパ・アメリカ2016 D組 チリ代表の選手・システム・戦績
2018ワールドカップ
2015年から行われたW杯南米予選では、最終節を前にブラジル、ウルグアイに次ぐ3位で出場圏内に位置したが、最終節でブラジルに敗れアルゼンチン、コロンビア、ペルーに抜かれて出場を逃した。
2019チリ代表の日程
親善試合
3/23 ●1-3 メキシコ 得点:カスティージョ
3/26 △1-1 アメリカ 得点:オパソ
6/07 ◯2-1 ハイチ 得点:Eバルガス、フエンサリダ
本大会(グループステージ)
①6/17 ◯4-0 日本 得点:プルガル、Eバルガス、Aサンチェス、プルガル
②6/21 ◯2-1 エクアドル 得点:フエンサリダ、Aサンチェス
③6/24 ●0-1 ウルグアイ
本大会(ノックアウトステージ)
QF 6/28 ○0-0(PK5-4) コロンビア SF 7/04 ●0-3 ペルー 3決7/07 ●1-2 アルゼンチン 得点:ビダル(PK)
コパアメリカ2019 チリ代表のシステム
①6/17 ◯4-0 日本 得点:プルガル、Eバルガス、Aサンチェス、プルガル
②6/21 ◯2-1 エクアドル 得点:フエンサリダ、Aサンチェス
③6/24 ●0-1 ウルグアイ
QF 6/28 ○0-0(PK5-4) コロンビア
SF 7/04 ●0-3 ペルー
3決7/07 ●1-2 アルゼンチン(PK) 得点:ビダル