18-19アトレティコの序盤戦績②~新戦力が馴染み流れを掴み始める~に続き、その後のアトレティコの戦績を見ていく。
ドルトムントとの首位決戦
9節 △1-1 ビジャレアル Fルイス
CL3 ●0-4 ドルトムント
10節 ○2-0 Rソシエダ ゴディン、Fルイス
R32-1 ○1-0 サント・アンドレウ Jマルティネス
11節 △1-1 レガネス グリーズマン
CL4 ○2-0 ドルトムント サウール、グリーズマン
12節 ○3-2 ビルバオ トーマス、ロドリ、ゴディン
調子を取り戻し始めたアトレティコはこの時期も4勝2分1敗で3位をキープ。リーガではアウェイのビジャレアル、レガネス相手に2分けだが、共に怪我人を多く抱えた試合で、負けなかったことは評価できる。
チャンピオンズリーグでは首位争いとなるドルトムントとの連戦が行われた。アウェイでの3節は0-4と予想外の大敗を喫し不安視されたものの、リターンマッチとなった4節ではしっかり勝ちきり、ブンデスリーガでも首位と好調なドルトムントに対しても対等に渡り合える力を見せた。
アトレティコのシステム
10月の代表ウィーク後もサビッチ、ホセ・ヒメネス、ビトロ、ジエゴ・コスタが引き続き負傷で満足に試合に出られず。
特にサビッチ、ホセ・ヒメネス、ジエゴ・コスタは復帰しながらも再び離脱と、シメオネ監督にとっても起用に悩む試合が続いた。
それに加えて11月の代表ウィーク前にはリュカ・エルナンデスとルマールまでも負傷し、ユースからフランシスコ・モンテロを昇格させた。
それでも勝ちを重ねて乗り切れたのは、チームが442のスタイルで守備をしっかり構築できているからだ。例えばCB2枚のセットが変わるとカバーが遅れたり、どちらが前に出てボールを奪うか迷いが出たりするが、どちらかが穴になることもなく連動できている。
中盤に関しても、多くのの選手が左右サイドと中盤センターのポジションをこなし、試合中にも頻繁に入れ替わる。それでも誰かが帰陣をサボってブロックが崩れることはない。
これこそがシメオネ監督が徹底して磨き上げてきたポイントだ。
18-19アトレティコ・マドリーの移籍・戦績・システム情報