前回紹介したジャマイカに続き、メキシコ、ウルグアイ、ジャマイカ、ベネズエラの組み合わせとなったコパ・アメリカ・センテナリオ、グループCのベネズエラを紹介する。
W杯南米予選6節(全18節)終了時点:10位(全10ヵ国)
2015年コパ・アメリカでは最下位でグループステージ敗退し、18年のロシアW杯に向けた南米予選でもここまで最下位と苦しんでいるベネズエラ。
この流れから脱却すべく、今年4月に新監督として就任したのがラファエル・ドゥダメルだ。これまでにもU-17・U-20と各年代のベネズエラ代表監督を務めており、そこからA代表監督に昇格した形となった。
多くの若手を起用したドゥダメル・ベネズエラ
15年コパ・アメリカからのメンバーは9名のみで、23歳以下の選手が8名入るなどフレッシュな人選となった今回のベネズエラ代表。ヨーロッパのクラブに在籍する若手選手も多く、将来に向けて経験値を積み上げる大会となるだろう。
■GK
正GKのダニ・エルナンデス以外のホセ・コントレラス、ウイケル・ファリニェスの2人は
21歳と18歳という若い人選となっている。
■DF
マラガのロベルト・ロサレス(35試合)、ナントのオスワルド・ビスカロンド、アレクサンデル・ゴンサレスといったメンバーは2011年コパ時から代表にいる選手だが、23歳の若手も2名選出された。
■MF
ジェノアに所属する、代表のキャプテンのトマス・リンコン(33試合3G)や、ルイス・マヌエル・セイハス、アレハンドロ・ゲラといった経験豊富な選手が選ばれた一方で、マラガのファンピ(29試合4G)、グラナダ(ワトフォードからのレンタル)のアダルベルト・ペニャランダ(23試合5G)といったリーガで活躍する若手も選出されており、注目されている。
■FW
代表エースであるウェスト・ブロムウィッチのサルモン・ロンドン(34試合9G)やトリノのホセフ・マルティネス(21試合3G)が選出。
コパアメリカ2016 ベネズエラ代表 今後の日程
■親善試合5/24 0-0 パナマ
5/27 1-2 コスタリカ 得:ロンドン
6/01 1-1 グアテマラ 得:ロンドン
■本大会(グループステージ)
6/06 1-0 ジャマイカ 得:ホセフ・マルティネス
6/10 1-0 ウルグアイ 得:ロンドン
※2連勝で決勝トーナメント進出決定
6/14 1-1 メキシコ 得:ベラスケス
2勝1分0敗の2位で決定T進出
■本大会(決勝トーナメント)
準々決勝
6/19 1-4 アルゼンチン(D1位) 得:ロンドン
※ベスト8敗退
ベネズエラ代表のシステム
vジャマイカ
vウルグアイ
vメキシコ
vアルゼンチン