パラグアイ
ラモン・ディアス監督 |
「長い間、素晴らしい関係を築いてきた。ドゥンガは偉大な指導者であり、ブラジルに大きな変化をもたらしたことを称えたい。でも彼との友情は、ここでは関係ないよ」初戦のアルゼンチン戦では2点差を追いつきドロー、3戦目もウルグアイを相手に先制されながらもドローと粘り強い戦いを見せ勝ち上がってグループ2位で勝ち上がってきたパラグアイ。
「非常に重要な一戦だ。国を代表しての戦いであり、選手たちの未来も懸かっている。勝ち進むためにすべてを尽くす。我々にとっての決勝だ。ハードで激しい試合になるだろうが、素晴らしいプレーができると確信しているよ」
「(4年前の勝利は)今では昔話だ。同じ段階で戦うとはいえ、それぞれの試合は別物だからね。でも、私はよく覚えている。再現したいね」
その躍進を支えるのは、11年コパにも参加したネルソン・アエド・バルデス、バリオス、サンタ・クルスらの経験豊富なベテラン達である。実際にNHバルデスが1ゴール、バリオスが2ゴールとしっかりと結果を出しチームに貢献している。
このベテランが過密日程を戦える理由はローテーションを採用していることだろう。前線の選手を固定せず、前述の選手とデルリス・ゴンサレス、エドガル・ベニテスらを交代策を使いながらうまく併用させてきた印象がある。これが意図的なものかはわからないがフル出場させずに負担を軽減できたことは確かだ。
4年前のコパでもブラジル相手にPKで勝利を挙げたパラグアイ。こういう時こそベテランの経験が生きるだろう。
グループリーグ戦績