前回紹介したブラジルに続き、ブラジル、エクアドル、ハイチ、ペルーの組み合わせとなったコパ・アメリカ・センテナリオ、グループBのエクアドルを紹介する
W杯南米予選6節(全18節)終了時点:2位(全10ヵ国)
2014年W杯には出場したもののグループステージ敗退、15年コパ・アメリカは現監督のグスタボ・キンテロス体制で挑んだが、こちらもグループステージを突破することは出来なかった。
しかしその後の18年ロシアW杯予選ではアルゼンチン、ウルグアイにも勝利するなど上位をキープしており、対等に戦えるだけのメンバーは揃っているといえるだろう。
※黄色は15-16UEFAランクトップ4(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア)クラブ所属の選手。水色は自国クラブ所属選手2014年W杯時からの継続路線で挑むエクアドル
2014年W杯から引き続き選出されている選手が14名、15年コパからは11名と主力の多くは変わらないメンバーという人選となっている。バレンシア、ミカエル・アロージョ、アンヘル・メナ、ハイメ・アジョビら15年コパで負傷辞退していた選手も今回は選ばれており、代わり映えはしないが安定感はあるだろう。
■GK
アレクサンデル・ドミンゲスは14年W杯から最後尾を任される守護神。また、マキシモ・バンゲーラも14年W杯メンバーで、15年コパでは予備選手止まりだったが今大会では最終メンバーに入り込んだ。
■DF
ワトフォードのファン・カルロス・パレデス(今季リーグ戦17試合出場)、代表キャプテンのワルテル・アジョビ、フリクソン・エラソ、ガブリエル・アチリエルらは3大会連続で選出。23歳以下の選手はクリスティアン・ラミレスが唯一選ばれた。
■MF
マンチェスター・ユナイテッドのアントニオ・バレンシア(14試合)、スウォンジーのジェフェルソン・モンテーロ(23試合)らは順当に選出された。彼らと同じく14年W杯メンバーであるクリスチャン・ノボア、ミカエル・アロージョ、フィデル・マルティネス、カルロス・グルエソらも最終メンバーに入っている。
過去2大会にも選出されたフィテッセのレナト・イバーラだが今回は候補メンバー止まりとなった。
■FW
ウェストハムのエネル・バレンシア(19試合4G)をはじめ、ハイメ・アジョビ、ミジェール・ボラーニョスと、こちらも14年、15年に選出されてきた選手が選ばれた。
一方でエスパニョールのフェリペ・カイセド(31試合8G)は候補メンバーには入ったものの、最終メンバーには入らなかった。
コパアメリカ2016 エクアドル代表 今後の日程
■親善試合5/26 0-1 アメリカ
■本大会(グループステージ)
6/05 0-0 ブラジル
6/09 2-2 ペルー 得:エネル・バレンシア、ボラーニョス
6/13 4-0 ハイチ 得:エネル・バレンシア、ハイメ・アジョビ、ノボア、アントニオ・バレンシア
※1勝2分の2位で決勝T進出
■本大会(決勝トーナメント)
準々決勝
6/17 1-2 アメリカ(A1位) 得:アロージョ ※Aバレンシアが退場
※ベスト8敗退
エクアドル代表のシステム動画
vブラジルvペルー
vハイチ
CBアリチエルは出場停止
vアメリカ