ペルー
リカルド・ガレカ監督 |
初戦はブラジル相手に先制するも1-2の惜敗、2戦目はGL突破を争うであろうと言われていたベネズエラ相手に1-0勝利を収めた。最終戦でも14年W杯ベスト8のコロンビア相手に激闘を演じスコアレスドローで終え、翌日のブラジルvベネズエラ戦を待たずして決勝トーナメント進出を決めたペルー。最終的には2位で終え、ボリビアと当たることとなった。
試合内容を見ると4-4のブロック守備を基本としながら自陣中盤でのプレッシングこそ激しいものの、リスクは負わずに戦う展開が多かった。攻撃面では初戦のゲレーロ、ファルファン、その後の試合ではゲレーロ、ピサーロと欧州での経験も豊富なコンビのプレーで崩していくのが特徴。ボリビア戦でもこの3選手が攻撃のキーマンとなることは間違いなさそうだ。
気になるのはボランチで3試合とも出場していたロバトンとバジョンの両選手が累積警告で出られないということ。特に後ろの8人は3試合とも先発メンバーを固定して戦っているチームだけにどう影響が出るか気になるところだ。クラブチームも同じ(自国のスポルティング・クリスタル)で11年のコパ時から選出されている2人なだけに、代役の選手がどこまで仕事をこなせるかが守備面での鍵となるだろう。
グループリーグ戦績