ウルグアイ
オスカル・タバレス監督 |
チリ戦へ向けてオスカル・タバレス監督ジャマイカ、アルゼンチン、パラグアイと戦い、1勝1分1敗の3位でなんとか決勝トーナメントに勝ち進んだウルグアイ。苦しんだ理由は何と言ってもエース、スアレス不在が大きかったと言わざるを得ない。
「チリは今大会で最高のサッカーの一つを見せている。とてもハイレベルなプレーをしているね。彼らにも優勝する力がある」
「我々は自分たちの道を進み続けるよ。魔法の方程式なんてないんだ。我々は良い時期も悪い時期も経験してきた」Goal.com
チリと同様にこちらもGKのムスレラ、DFのアルバロ・ペレイラ、ゴディン、コアテス、マキシ・ペレイラらが出場し、中盤はクリスティアン・ロドリゲス、ロデイロ、アレバロ、アルバロ・ゴンサレス、前線はカバーニ、アベル・エルナンデスと多くが4年前のコパ、そして14年W杯に選出されたメンバーとなっている。ここに14年W杯からのホセ・ヒメネス、ストゥアーニも加えると盤石の体制なだけにそれが余計に際立つ。
スアレスの代わりに出場機会を得ることになったのは今季ボルドーで台頭したロランだが、代役としての役割を求めるのは無理がある。その結果としてカバーニ頼みとなってしまい相手からしてもチェックしやすくなっていることは否めない。さらにここまで出場を続けてきたアルバロ・ペレイラも累積警告で出場停止となってしまった。
それでもウルグアイはリトリートして堅く守ってからの一発カウンターが武器なのも確か。インパクトこそなくとも勝負強さを生かして最後まで粘り強く戦う他はない。
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